防災グッズと聞くと、水や非常食、モバイルバッテリーを思い浮かべる方が多いですよね。もちろん、どれも欠かせない備えです。
でも、避難生活で意外と困りやすいのが「顔を洗えない」「メイクを落とせない」といった身だしなみの問題。そんな中、めざましテレビで注目されたのが、拭くだけで使える「もしもの時のメイク落としコットン」なんです。
この記事では、どんな商品なのか、災害時にどう活用できるのか、備蓄するときの注意点まで、できるだけわかりやすくご紹介します。普段のポーチに入れるアイテムとは少し違う、防災用コットンの使い道を見ていきましょう。
もしもの時のメイク落としコットンとは?
水を使わずに顔まわりを整えられるアイテム
「もしもの時のメイク落としコットン」は、水が十分に使えない状況を想定した、拭き取りタイプのケア用品です。コットンに必要な成分が含まれているため、袋から取り出して顔を拭くだけで使えます。
災害が起きると、断水や給水制限によって、手や顔を洗う水さえ貴重になることがあります。そんなとき、洗面所に行けなくても最低限の清潔感を保てるのは大きな助けですよね。
メイク落としだけでなく4役に対応
紹介されている商品は、メイク落とし、洗顔、化粧水、美容液の4役を担うタイプです。何種類ものスキンケア用品を持ち出さなくても、ひとつで顔まわりのケアをまとめやすいのが特徴といえます。
もちろん、普段使っている化粧品と同じ使用感とは限りません。肌質やメイクの濃さによって感じ方は変わるため、いざという時だけでなく、平時に一度試しておくと安心です。
保存期間と枚数を確認して備える
商品情報では、未開封で5年保存できるタイプとされています。10枚入りの商品が案内されていますが、保存期間や内容量は購入時のパッケージ表示を確認してください。
防災用品は、買ったまま忘れてしまいがちです。購入日と交換の目安をメモしておけば、非常用持ち出し袋の点検と一緒に確認できますよ。
災害時にメイク落としコットンが役立つ理由
限られた水を別の用途に回せる
避難生活では、飲み水や調理、服薬など、優先したい用途がたくさんあります。顔を洗うための水を少しでも減らせれば、その分をほかの大切な場面に回せる可能性があります。
特に断水直後は、いつ水道が復旧するかわからないこともありますよね。拭き取り式のコットンは、水が手に入りにくい時間を乗り切るための選択肢になります。
メイクを落とせない不快感を減らす
メイクをしたまま長時間過ごすと、ベタつきや肌の違和感が気になることがあります。避難所では空調やほこり、乾燥など、普段とは違う環境に置かれるため、顔まわりをさっぱりさせたいと感じる場面も増えるでしょう。
ただし、メイクを落とすことが最優先とは限りません。安全な場所の確保や水分補給が先です。状況が落ち着いたタイミングで、無理なく使うものと考えておくとよいでしょう。
洗顔や保湿の代わりとしても使える
このタイプはメイクを拭き取るだけでなく、洗顔や保湿ケアまでまとめて行える設計です。避難先で化粧水や乳液を持ち出せなかった場合にも、顔の乾燥対策として活用しやすいでしょう。
とはいえ、すべての人の肌に合うとは限りません。肌が敏感な方や、香料・特定成分が気になる方は、成分表示を確認し、普段の生活で少量から試しておくと安心です。
もしもの時のメイク落としコットンの使い方
基本はこすらず、やさしく拭き取る
使うときは、個包装または袋からコットンを取り出し、顔の広い部分からやさしく拭き取ります。額や頬はもちろん、ファンデーションが残りやすい小鼻のわきも、力を入れすぎないようにしましょう。
アイメイクや口紅など濃い部分は、コットンを少し当ててから滑らせると落としやすくなります。ゴシゴシこすると肌への刺激になりやすいので、落ちにくい部分を無理に一度で取ろうとしないことが大切です。
使用後のコットンはすぐに処分する
使い終わったコットンは、商品や避難先のルールに従って処分します。トイレに流せるとは限らないため、流せないものとして袋に入れて捨てる準備をしておくとよいでしょう。
避難所ではごみの回収が通常どおり行われない可能性もあります。小さなポリ袋を何枚か一緒に備えておけば、使用済みコットンだけでなく、衛生用品の処理にも役立ちます。
初めて使うなら平時に試しておく
防災用品は、災害が起きてから初めて開封するより、普段に一度使っておくほうが安心です。メイクの落ち方、香り、コットンの大きさ、使用後のつっぱり感などを確認しておきましょう。
肌に赤みやかゆみが出た場合は使用を中止してください。合わない可能性があるものを無理に非常袋へ入れる必要はありません。自分に合う別の拭き取り用品を探すことも、立派な防災準備ですよ。
備蓄するときの選び方と置き場所
非常用持ち出し袋と自宅備蓄を分ける
10枚入りのようなコンパクトな商品なら、非常用持ち出し袋に入れやすいでしょう。ただ、避難所へ持っていく分だけでなく、自宅で断水に備える分もあるとより便利です。
持ち出し袋には最低限の枚数、自宅の備蓄には家族の人数や使用日数に合わせた量を用意します。家族にメイクをする人がいる場合は、人数分を意識しておくと「自分の分が足りない」という事態を避けやすくなります。
高温多湿を避けて保管する
保存期間が長い商品でも、置き場所がどこでもよいわけではありません。直射日光が当たる窓辺や、温度・湿度が大きく変わる場所は避け、パッケージに記載された保管方法を守りましょう。
非常袋の奥に入れたままにせず、年に一度は袋の中身を点検します。袋の破れ、液漏れ、異臭、表示された期限などを確認し、必要なら新しいものに入れ替えてください。
ほかの衛生用品と組み合わせる
メイク落としコットンだけで、避難生活の衛生対策がすべて整うわけではありません。飲料水、ウェットティッシュ、マスク、歯ブラシ、ポリ袋、ハンカチなども一緒に備えておくと使い道が広がります。
また、目元のメイクをしている方は、普段使っているポイントメイクリムーバーが必要になることもあります。自分のメイク習慣に合わせて、何があれば困らないかを考えるのがコツです。
めざましテレビで注目の防災グッズに関するQ&A
Q1. メイクをしていない日にも使えますか?
商品情報では、洗顔や化粧水、美容液の4役にも対応するタイプとされています。そのため、メイクをしていない日の顔の拭き取りや保湿目的にも使いやすいと考えられます。
ただし、使用感や肌との相性には個人差があります。洗顔料の代用品として毎日使えるかどうかは、肌の状態や商品の表示を確認してください。
Q2. 5年保存できるなら、買ったら放置して大丈夫ですか?
未開封で5年保存できる商品でも、購入後は保管環境の影響を受けます。パッケージが傷んでいないか、保存方法が守られているかを定期的に確認しましょう。
防災用品の点検日を決め、食品や電池と一緒にチェックするのがおすすめです。期限が近づいたら、平時に使って新しいものへ交換する方法もあります。
Q3. 敏感肌でも使えますか?
敏感肌を含め、すべての人に刺激がないとは言い切れません。成分表示を確認し、心配な場合は腕の内側などで少量を試してから顔に使うと安心です。
使用中にヒリつき、赤み、かゆみなどが出たら、すぐに使用をやめてください。災害時に慌てないためにも、自分の肌に合うかを平時に確認しておくことが大切です。
めざましテレビで注目された「もしもの時のメイク落としコットン」は、メイク落としだけでなく、洗顔や保湿まで水なしで行いやすい防災グッズです。断水時の不快感を減らし、限られた水を有効に使う助けになってくれます。
ただし、これだけで備えが完成するわけではありません。使用感を一度試し、保存方法と期限を確認しながら、ウェットティッシュやポリ袋などと一緒に準備しておきましょう。小さなアイテムですが、いざという時の安心感は意外と大きいですよ。
