災害対応シミュレーション

【水害対応編】

状況付与6
【9月9日(木) 8:00】

翌日、雨はかなり収まりましたが、新袋川の破堤により広範囲で冠水しており、道路の水も引いていないため、濡れながら歩いて他の社員より早く工場まで行きました。

しかし、工場は浸水してしまい、1階のプレス機械等も水につかっています。

水に濡れてしまったことに加え、泥やごみが機械の中に入ってしまい、動かない可能性があります。

すぐにプレス機器メーカーに問合せたところ、機器の洗浄や部品交換だけで対応可能なら2週間かかり、機器の交換をするなら2か月程度かかる見込みとの回答がありました。

いずれにしても、現地で調査しないと具体的な時期は回答できないとのことです。

しかし、仮に2か月も製造が中断してしまうなら、納期を急ぎたい大口顧客の要求に応えられません

このような事態になった場合の対応は非常に難しいと考えられます。

そこで、このような事態に陥らないために、事前に実施しておくことが望ましいと考えられる対策を3つ書き出してみましょう。