鳥取県 企業BCP支援サイト トリB
災害対応シミュレーション
【事業継続対応編】
周辺の停電が続いてたため、ポータブル発電機を使って社内サーバを稼働させようとしましたが、サーバ内の情報にアクセスできず、故障していることがわかりました。
社内サーバで稼働させている生産管理システムや受発注システムを利用することができず、取引状況や連絡先等の全ての情報がほとんど確認できないままの状態です。
このような状況に陥らないために事前に備えておくことにはどんなことがあるでしょうか
解 説
事業継続の対応を進めるためには、情報システムが利用できるかどうかは重要となります。
インターネットや社内ネットワークを含む通信インフラやサーバ等が被災しないようにする措置を進めておくことが重要です。
そのための対策としては、
・データセンター等の社外でのデータ保管やバックアップ
・クラウドサービスの利用
・インターネット回線の冗長化、冗長化されたネットワークサービスの利用
・仮想デスクトップ環境の導入
・電源設備の見直し
・テレワーク環境の整備
その他、アナログ的な対策としては、
・重要情報をプリントアウトしておく
・プリントアウトした保管ファイルを複数個所に分散して保管する
と言った対策が行われています。
あなたの会社の状況を踏まえて、必要となる事前対策を検討し、備えを進めてください。