災害対応シミュレーション

【事業継続対応編】

状況付与3

【9月2日(火)08:00】

社員からは工場内での作業を実施することについて、特に意見は出ておらず、業務部長もおそらく工場の建物が倒れるようなことは無いだろうと言っていますが、このまま工場内で調査や点検を進めてもよいでしょうか。

 

このような中であなたはどのように判断しますか。

① 社員の安全が少しでも確保できるうよう、単独での行動を避け、必ず2人以上で組をつくり、工場内で点検を継続する。

② 余震が収まるまでは工場内での点検や復旧作業を停止する

③ 社員からは特に意見も出ないため、そのまま復旧作業を続ける

適切と考えられる答え

現時点でこれらの選択肢の中で適当と思われるのは、①の

社員の安全が少しでも確保できるうよう、単独での行動を避け、必ず2人以上で組をつくり、工場内で点検を継続する。」

となります

解 説

30日以内にA社への納品再開が必要となるため、加工機や検査機等の機器類の状況確認と復旧作業が急がれます。

そのため、可能な限り早い段階で状況把握ができることが望ましいものの、安全を確保できるよう、工場内で点検等を行う場合は、万が一に備えて単独で行動しないようにすることが適切です。

 

なお、地震後に被災した建物内にとどまってよいのかを判断するのは一般の人には難しく、建築の専門家の助けが必要となります。

そのため、こちらの資料(内閣府「大規模地震発生直後における施設管理者等による建物の緊急点検に係る指針」平成27年2月)を参考に、地震が発生した場合に確認するポイントなどをあらかじめ調査しておくことが有効です。