鳥取県 企業BCP支援サイト トリB
災害対応シミュレーション
【事業継続対応編】
新幹線で移動する間、業務部長から連絡がありました。
自宅が被災した社員も多くいたこともあり、業務部長の判断で、当日の仕事は16時で中止し、一般社員は全員帰宅させたという報告でした。
その後、岡山駅でレンタカーを借り、夜の1時に米子市に戻ることができたあなたは、仮眠をとった後、明るくなってすぐに会社に向かいました。
工場内を確認すると、いくつもの大型の機器類が倒れたり、位置ずれが起きていました。
工場内部もあちこちで被害がみられており、設備だけでなく、工場建屋の修理も必要のようです。
8時に社員が続々と出勤し、各々が工場内のかたずけや点検等を始めましたが、余震が時々起こり、その都度、建物の外に避難を繰り返しました。
熊本地震のこともあり、また大きな余震が起きるのが心配になりました。
社員からは工場内での作業を実施することについて、特に意見は出ておらず、業務部長もおそらく工場の建物が倒れるようなことは無いだろうと言っていますが、このまま工場内で調査や点検を進めてもよいでしょうか。
このような中であなたはどのように判断しますか。
<選択肢>
① 社員の安全が少しでも確保できるよう、単独での行動を避け、必ず2人以上で組をつくり、工場内で点検を継続する。
② 余震が収まるまでは工場内での点検や復旧作業を停止する
③ 社員からは特に意見も出ないため、そのまま復旧作業を続ける
あなたはどのように考えましたか?