鳥取県 企業BCP支援サイト トリB
災害対応シミュレーション
【事業継続対応編】
あなたは誰を自分の代理者とすることが適当と考えますか?
① 都内の大手企業を辞め、2年前に鳥取に戻ってきたところを採用した総務部長
② 長年現場を仕切っている業務部長
③ 3年前に引退した前社長の父親
②長年現場を仕切っている業務部長
解 説
この質問は災害対策の指揮を取る社長が不在であったり、負傷するなどして指揮が取れない場合に、誰を代理者とするのかを考えていただくことを意図しています。
前社長の父親が現場を指揮する責任者として候補にあがりました。
しかし、3年も現場を離れているため、今の会社の状況を十分把握できていない可能性があるため、適当ではないと判断しました。
その中で、長年の経験で様々なトラブル対応を経験していると思われる業務部長が現場の指揮者として最も適切と考えられました。
ただし、実際はその他の力量等で総合的に判断する必要がありますので、この回答はあくまで一つの評価結果ととらえていただければと思います。
BCPでは社長が不在の場合、誰が代理者となるのかを事前に決めておきます。その際は、順位をつけて複数名の代理者を定めておくことが適切です。
代理者を事前に決めておくことで、教育を行う対象が明確となりますし、該当者の意識を高めることにつながります。
BCPの中に社長不在時の代理者を決めておくようにしましょう。