簡易BCPをつくる

解説6:社内への情報伝達

上記で設定したように、

 ■災害モードへの移行

 ■非常時の経営体制への移行

 ■今後の対応方針の決定

をした場合は、速やかに社内へ情報伝達を行うようにします。

平時での社内連絡は電子メールやグループウェア等が使われることが多いと思われます。

しかし、災害時は固定電話がかかりにくくなる等の通信手段の利用制限が発生することを予め想定しておくことが必要です。

あわせて、災害時の情報共有には迅速性が求められることから、LINE等のSNSの利用を定めている組織もあります。

あなたの会社では、どのような手段を利用すれば組織内での迅速な情報共有が行えそうかを考え、利用する通信手段を予め複数設定しておきましょう。