簡易BCPをつくる

解説3-1:災害モードへの移行

災害等が発生した場合は

 ・体制整備

 ・被害情報収集

 ・安全確保

 ・安否確認

等の初動対応を迅速に行うことが重要です。

 

この初動対応を開始する宣言である『災害モード』に移行するための基準としては以下のようなものが考えられます。

 

 ■本社で震度5強以上の地震が発生した場合

 ■〇〇川で洪水警報が発令された場合

 ■〇cm以上の積雪があった場合

 ■大型台風が〇時間以内に接近する場合

 ■停電が発生し、〇分以上復旧しない場合

 ■新型感染症の陽性者が〇名発生した場合

 

上記のような発動基準以外の事態が発生した場合にも、速やかに計画の発動が行えるよう、計画を発動する責任者を決定しておくことが必要です。

 

あわせて、その代理者も複数名設定しておきます。

 

代理者の設定についてはこちらを参照してください。

 解説4:代理者への権限移譲