簡易BCPをつくる

解説4:代理者への権限移譲

災害が発生した際に、社長が不在の場合や連絡が取れない場合は、速やかに代理者が指揮を取り始めるように計画しておくことが重要です。

 

過去の災害時の例では、社長の代理者も不在だった、という例も見られています。

そこで、代理者最低2人決めておくようにしましょう。

今回提示したフォームでは社長の代わりとなる人を5名ほど予め決定しておくようにしました。

 

人数の少ない組織では、5名も代理者はいないという場合があるかもしれませんが、可能な限り責任者の代理者を複数名設定しておきましょう。

その際、代理者にはどこまで権限を持たせるのかということもあわせて決めておくことが有効です。